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ひびのことのは。

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夜船のおもひで。
2006年 09月 05日 |
夜船のおもひで。_b0105199_22332026.jpg

画像は、作業中のデスクの上。これでも少しは片付いた方。
そう、昨日今日と一日中、赤ペン片手に分厚い書類の束と顔を突き合わせていたらば・・・今にも鼻血が出そうな錯覚すらおぼえるほどに、すっかりと頭に血がのぼってしまった。
もう、完全に目と脳ミソの使い過ぎである。

が。自分の場合、このように目と思考回路をフル稼働させる方がまだマシと言うか、集中できる時間が長いように思う。
一番苦手なのは・・・今の仕事関連だと、PCの画面に向かっての単純作業かも知れない。
何しろ、作業を始めてある程度の時間が経過すると、まるでネジが切れたおサルの人形よろしく、ぷっつりと静かになってしまう。つまり、異様なほどに眠くなるのだ。


それで、ふと思い出したのだが・・・そう言えば学生の昔、このヘンな体質が災いして授業中に居眠りをし、よく怒られたり笑われたりしていたものだった。
本人、普段の睡眠が足りないワケでもなければ、授業がつまらないから、などと生意気に反抗しているワケでも何でもなく、兎に角眠い、一旦眠ってスイッチを切らなければこれ以上脳ミソが働かないという、立派に(?)生理的な理由だったのにもかかわらず、やはり学生の身では『居眠り』とひとくくりに非難されてしまうのも致し方無く。
寝入りばなを表現した『白河夜船』という雅な言葉もこの頃、ナゼか国語科ではなく社会科の教師から教わったのだ。

性格は温厚で声も優しく、午後一番の授業では眠りに落ちないのが不思議とまで言われていたこの教師、話の途中で珍しく質問をするのに、割合目につく前方の席に座っていた自分の名前を呼んだものの・・・いっこうに返事が無いのでよくよく見ると。
何と自分、顔はしっかり上げたまま頬杖ついて目を閉じて、スヤスヤと気持ち良さそうな寝息をたてており・・・その寝方のあまりの見事さに、教師も含めクラス一同大爆笑。
その笑い声で自分もようやく目が覚め、この教師に『ちょうど白河夜船で漕ぎ出したばっかりだったのにねぇ』などと、面白そうに言われてしまったというオマケつきの話なのであった。


・・・あ。
イモヅル式にイヤな方のエピソードも思い出してしまったが、これはまた記憶のヒダの奥に戻しておいて、と。
今日は(もうこんな時間だが)早く帰って、早めに眠ることとしよう。
by misa_diary | 2006-09-05 22:37 | diary |
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