『天使と悪魔』
2006年 06月 23日
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ご近所の本屋で文庫版を購入、現在上巻の中ほどにさしかかったところ。
ダン・ブラウン著、『ダ・ヴィンチ・コード』と同じく宗教象徴学専門の大学教授ロバート・ラングドンを主人公とする、これがシリーズの第一作目であるらしい。
今の『ダ・ヴィンチ・コード』フィーバーからすると信じ難いようではあるが、ネット上のどこかで目にした記事によれば、出版された当初はこの本、あまり売れなかったとのこと。・・・成程、提示される謎やテーマ自体は興味深いにしても、舞台が世界トップの科学シンクタンク内ということもあってか、登場人物達によって披露される薀蓄内容が実に細かく多岐にわたっている上、『ダ・ヴィンチ・コード』以上に場面展開が激しいので、それもむべなるかな、であろう。
とにかく、それらの内容にある程度興味がなければ、読みづらいことこの上ないのである。
ただ。この小説の翻訳者、使う言葉が的確で美しく、流れもあって非常に好み。
それだけで次のページを開くのが楽しみになるのだから、翻訳小説というのは訳者に負うところも大きいのだなぁとあらためて思ったのだった。
ダン・ブラウン著、『ダ・ヴィンチ・コード』と同じく宗教象徴学専門の大学教授ロバート・ラングドンを主人公とする、これがシリーズの第一作目であるらしい。
今の『ダ・ヴィンチ・コード』フィーバーからすると信じ難いようではあるが、ネット上のどこかで目にした記事によれば、出版された当初はこの本、あまり売れなかったとのこと。・・・成程、提示される謎やテーマ自体は興味深いにしても、舞台が世界トップの科学シンクタンク内ということもあってか、登場人物達によって披露される薀蓄内容が実に細かく多岐にわたっている上、『ダ・ヴィンチ・コード』以上に場面展開が激しいので、それもむべなるかな、であろう。
とにかく、それらの内容にある程度興味がなければ、読みづらいことこの上ないのである。
ただ。この小説の翻訳者、使う言葉が的確で美しく、流れもあって非常に好み。
それだけで次のページを開くのが楽しみになるのだから、翻訳小説というのは訳者に負うところも大きいのだなぁとあらためて思ったのだった。
by misa_diary
| 2006-06-23 20:48
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