もっと、光を!
2006年 06月 09日
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本日。深夜だか明け方頃だか、記憶に定かではないのだが。
窓ガラスをパラパラと打つ硬質の雨音にふと気づき、思わず仕事の手を休めて聴き入った。かなりの大粒。最初は、カーテンの隙間から漏れる光に誘われた虫たちが窓ガラスに体当たりでもしているのか、と訝ったほどである。
雨はそのまま、すっかりと夜が明けても止む気配を見せず。先ほど、仮眠から覚めて目にしたネット配信のニュースで、関東甲信および東北地方が本日ようやくの入梅であることを知り、なるほどと納得。
己の存在をしかと主張していたあの大粒は、梅雨の先触れであったのだろう。
雨自体は決して嫌いではないし、南北に長い列島である我が国の四季の移り変わりは、無論このじめじめと鬱陶しい一時期をも含め、世界中で一番詩的で美しいのではないかと思う。思うがやはり、太陽や月が姿を見せない時期というのは何やら心細いような、妙に落ち着かない気分になるものだ。
願わくは、ほんの一筋だけでも。
雲間よりの日輪の光こそあらまほしけれ、などと思ってしまうのは、今現在、多分に不足する身の内のエネルギーの所為・・・なのだろうな。
窓ガラスをパラパラと打つ硬質の雨音にふと気づき、思わず仕事の手を休めて聴き入った。かなりの大粒。最初は、カーテンの隙間から漏れる光に誘われた虫たちが窓ガラスに体当たりでもしているのか、と訝ったほどである。
雨はそのまま、すっかりと夜が明けても止む気配を見せず。先ほど、仮眠から覚めて目にしたネット配信のニュースで、関東甲信および東北地方が本日ようやくの入梅であることを知り、なるほどと納得。
己の存在をしかと主張していたあの大粒は、梅雨の先触れであったのだろう。
雨自体は決して嫌いではないし、南北に長い列島である我が国の四季の移り変わりは、無論このじめじめと鬱陶しい一時期をも含め、世界中で一番詩的で美しいのではないかと思う。思うがやはり、太陽や月が姿を見せない時期というのは何やら心細いような、妙に落ち着かない気分になるものだ。
願わくは、ほんの一筋だけでも。
雲間よりの日輪の光こそあらまほしけれ、などと思ってしまうのは、今現在、多分に不足する身の内のエネルギーの所為・・・なのだろうな。
by misa_diary
| 2006-06-09 15:09
| diary
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