ひびのことのは。

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カテゴリ:poem( 28 )
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2008年 02月 05日 |



天照らす光仰ぎて君想ひ

妙なる音(ね)楽しみてまた君想ふ


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願はくは

君 風となり光となりて



うつくしき季の移りのたまゆらに

かそけき音信(おとづれ)遣はしたまはむことを




 *

同じフォトグループに在って、ブログでも長くお付き合いさせていただいていた方の突然の訃報に接したのは、先週末のこと。
2年程前に大病を患われて後、色々と身体に不具合が出てリハビリ中であることは承知していたのだが、日々精力的に写真に取り組むその姿を画面越しに拝見していると、仕事漬けで疲れきった自分などよりも遥かに生き生きとバイタリティに溢れ・・・身体の方も順調に回復してきているのだと信じて少しも疑わず。
そうして、いつか必ず、きっと会える・・・そう思い続けていただけに、受けたショックは殊のほか大きく・・・未だ淋しさの檻から抜け出すことのできぬ自分が何処かにいる。

気紛れな自然が垣間見せる一瞬の美、或いは我々が普段気づくことなく通り過ぎてしまうような風景の妙をその繊細な感性で捉え、切り取ることに長けていらしたUさん。
モーツァルトの音楽をこよなく愛し、以前自分がプラハの教会内部の写真を上げた際、そこで奏でられる『アヴェ・ヴェルム・コルプス』を聴いてみたいと言っておられたUさん。
ご自分が『まことのからだ』となられた今も、天上の光を浴びながら、カメラ片手にお散歩を楽しまれているのだろうか。

―― 心より、ご冥福を祈る。


 *

ご訪問くださっている皆さま、いつもありがとうございます・・・微妙に(?)ご無沙汰しております<(_ _)>。
いや、実はですね・・・年明けの記事で『徹夜の日々とは暫く疎遠になりそう』なぞと言った舌の根も乾かぬうちに、先週のアタマぐらいから・・・隔日徹夜生活、始まっておりまして。。。orz
そんなワケで、また更新がゆるゆるになったりブログ巡りも思うように出来なかったりしてしまいますが、どうかご容赦のほどを^^;
無事にこの仕事の大波を乗り切ることができましたら、また存分に写真も、ブログも楽しみたいと思っております^^

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by misa_diary | 2008-02-05 01:29 | poem |
2007年 08月 15日 |

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そりゃあ、ずっと思ってはいたさ

きっと何時かはこの旅も
終わる時が来るのだろうな、って



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けれど、まさかそれが今だなんて

やっぱり思ってもみなかったのだね



・・・・君はどう思うかな

果たして、死は哀しむべきことだろうか


僕にはどうしてもわからなくてね



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だって、もう二度と会うことがないなんて
旅をしていれば至極当然のことだし


顔と顔を突き合わせたところで
そういつも親しくできるわけじゃないってこと

僕らはようく知ってるだろう?





そうさ、よく知ってるとも

この出逢いは奇跡の贈り物だ、ってね


だったら尚のこと
笑って送り出すのが一番だと思わないかい?



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・・・そうだ、そしてまた何時か何処かで
ひょっこり出くわさないとも限らないのだし


そう、何時か何処かでね


そのときになったらわかるだろうさ



何故って、

僕らは知っているから



魂が永遠、なのじゃなくて

永遠が僕らの魂にふれているってことを、

ね。


・・・・

 *

生と死について想いを馳せると、決まって思い出すのが上記の詩である。
もう何年前になるのだろう・・・数えることをしないので分からないのだが、とてもとても大切な――何とも言い表し様の無い程に大切な人を喪った時、心の深奥にぽっかりと空いた喪失感という名の洞穴から、涙の代わりに溢れ出て来た言葉たち。
それらは見る間に、果てなく深く思われた洞の闇をあたたかな光で満たし、また事ある毎に自らの拠って立つ処を確認させ・・・以来、失ったものとて数あれど、それでも己の内に遺された宝物の大きさ、掛替えのなさを見るにつけ、今の自分は正にこの出逢い無くしては在り得なかったのだと、此処へ導いてくれた何ものかに感謝せずにはいられなくなる。

ともあれ。本日、終戦記念の日のエントリーにこれを選んだのは、今読んでいるハリー・ポッター最終巻のテーマが『死』であるからか・・・いや、『愛』と『死』と言うべきか。
その冒頭に掲げられていた引用のごく一部を拙訳と共に紹介、結びとさせていただくことにする。


They that love beyond the world cannot be separated by it.
Death is but crossing the world, as friends do the seas; they live in one another still.

-- William Penn, "More Fruits of Solitude"


世界を超え出でて愛する者達は、其により別たれる事は無い。
死は恰も友等が海を渡るが如く、唯(ただ)世界を渡るに過ぎぬ――彼等は依然、互いの内に生きているのであるから。

--ウィリアム・ペン 『孤独の果実』


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by misa_diary | 2007-08-15 02:16 | poem |
2007年 07月 16日 |

きみと最後に逢ったのは
遠い昔の あの夏の日

深い深い海の青
じりじり焼けつく日差しより

もっと眩しかった
きみの笑顔


『僕ら 今は遠く離れても

 ここではない何処かで
 いつかまた

 きっと逢うよね
 逢えるよね』


逢えたらきっと わかるよね


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 *

昨夕、日没少し前のこと。
何気なく顔を上げて窓の外を見やると・・・空の端っこにちらりと、虹が出ていました。

慌てて裸足のままベランダに飛び出したものの、カメラぐらい持って出れば良かった・・・なぞと思ったのは最初の一瞬だけ。
何せ台風も過ぎていったばかりのわずかな晴れ間、未だ重く分厚い雲の流れも驚くほどに速かったので、カメラなぞ取りに戻ったら折角の美しさが掻き消えてしまう・・・と、次の瞬間には思い直し。
消えてしまうまでのほんの1、2分ほど、美しい光を目の奥に焼き付けるかのように、ただただじ~~~っと見つめていたのでした。

そうそう、早起きの友人は今朝方の朝焼けが異様に美しくて驚いたと言っていましたが・・・こういった、台風の後に見られる美しいものって、やっぱり自然からの贈り物なのかも知れませんね^^


ちなみに。詩に合わせようと『海の日』っぽいサワヤカな画像を探してみたのですが見つからず(そんなの撮ったコトないかも・笑)・・・結局、あんまりサワヤカでないマルタの海↑の登場と相成りました。

おまけのMore: それに、海と言えば・・・
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by misa_diary | 2007-07-16 23:55 | poem |
2007年 06月 05日 |
存在は開かれている
いつだって
気づかないのは僕らのほうで
まるで悪い夢に囚われ続けている
頑是ない子どものように
背後から包み込むあの温かな腕のことも
ただ見つめるだけの冷ややかな眼のことも
何ひとつ知らずにいるだけなのだ

そう たとえば
君は知っているか

夜明け前のフクロウが自らの翼に酔い
明けの星を見失って途方にくれるとき
軽やかな羽ばたきとともに舞い上がり
いのちの喜びを歌うあけぼののヒバリは
内なる羅針盤の共鳴にのみ従って飛ぶことを


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by misa_diary | 2007-06-05 11:11 | poem |
2007年 05月 24日 |
ねむれ、ねむれ

眠れよ
今、このひとときを
こころ安く


真実のゆりかごは
時に激しくゆれ動き

生まれたての赤子のように
無垢なあなたを
きっと驚かせてしまうから


さあ、
眠りましょう

  ・・・夜は未だ深い


隠されていた謎が
星にまぎれて落ちてくる前に

長い永い夢のつづきから
醒めてしまわぬように

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More: 今回の犬モデルは・・・
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by misa_diary | 2007-05-24 20:39 | poem |
2007年 04月 29日 |
窓の外に広がる空は快晴

ぽっかりと浮かぶはぐれ雲のように
所在のない休日の午後


いつもより念入りに掃除をし
何度も洗濯機を回し

動くのに飽きたところでお茶休憩
目に付いた本のページを気紛れに捲ってみる


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ほんとうに 何気ないけれど

在ることの不思議を感じるのは
たぶん こんな時


まるごと空っぽな 時の狭間

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by misa_diary | 2007-04-29 15:52 | poem |
2007年 04月 23日 |
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あの

なつかしい潮の香り
揺れる水のオモテ


あかがねに染まる夕映え


 *


何処にいても
何をしていても


  放たれた想いの全ても



いずれ還る場所は
きっと

海に決まっている

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by misa_diary | 2007-04-23 01:07 | poem |
2007年 02月 14日 |
My funny Valentine, sweet comic Valentine
You make me smile with my heart

Your looks are laughable, unphotographable
Yet you're fav'rite work of art

Is your figure less than Greek?
Is your mouth a little bit weak?
When you open it to speak, are you smart?

But don't change a hair for me
Not if you care for me
Stay little Valentine, stay!

Each day is Valentine's day

 * * *

わたしの可笑しなヴァレンタイン、
可愛くって、面白いヴァレンタイン。
あなたはわたしを心から楽しませてくれる。

だってパッと見、あなたったら笑っちゃう。
決して写真向きじゃあないし。
でもね、あなたはわたし好みの芸術作品なの。

まぁ、体形はギリシャ彫刻には敵わないかしら?
口元はちょっとばかり頼りないかしら?
そして話す言葉も・・・お洒落ではないかしら、ね?

でも・・・わたしの為に髪の毛一筋、変えちゃイヤよ。
もしも本当にわたしの事、想ってくれてるならね。
そのままでいてね、愛しいヴァレンタイン、
ずっと、そのままでいて・・・

そう、わたしにとっては
毎日がヴァレンタイン・デイなんだから。

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※只今カンヅメ再開中にて、日記はナシ。↑この歌についての詳細はコチラでどうぞ。


 ::: 今日のひとこと・フランス語 :::

  Tu me plais beaucoup. (ちゅ む ぷれ ぼーくー) 大好き♡

  ☆スペイン語では Te quiero mucho. (て きえろ むーちょ)
  ☆ドイツ語では Ich mag Dich sehr. (いっひ まーく でぃっひ ぜーぁ)

今日のひとこと、バレンタインにちなんでみました^^
そうそう、よく聞く『じゅ てーむ』とか『いっひ りーべ でぃっひ』っていうのは、かなり重い表現(日本語で言うと『愛してます』)なので使うタイミングに注意、とのことです♪

 *

More: 雪国へ行ってきました!
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by misa_diary | 2007-02-14 17:01 | poem |
2007年 01月 06日 |
きみは知っている?

この空のどこかに
不思議な回転扉があることを。


それはいつも
空と同じ色をしていて、

澄み切った透明な青にも
どんよりと重苦しい灰色にも、
焼けた鉄のような朱にも
簡単に融けて染まってしまうから、

どんなに目を凝らしても
首が痛くなるほど見上げていても
そう見えるものじゃないんだ。


でもね、
気をつけてみていてごらん?


雲間から射し込む光が
放射状にのびて、
そこに天使が昇り降りする
梯子が架かるとき、

そのときだけは
その先に必ずある、ってわかるんだ。


梯子の先に、
少しだけ開きかけた回転扉が
きらきらと虹色に光りながら
その輪郭を浮かび上がらせていて、

そう、そこで
何が行われているかって、


・・・きっと、きみにもわかるから。



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by misa_diary | 2007-01-06 02:46 | poem |
2006年 12月 19日 |

その
小さな身体で

いっぱいに背伸びをして
しなやかな腕をのばして

きみは空を抱きしめる


その瞬間

愛はこの惑星(ほし)に満ちあふれ
旧い魔法は跡形もなく消え去って
世界は元の姿を取り戻す



一切の軛(くびき)を振り払い
無限へと向かう本能のまま

永遠の想いに触れ
驚嘆に見ひらかれるきみの瞳に
爆発する原初の光をみた僕は

あざやかな稜線を描きつつ
拡がりゆく世界の中で
またひとつ
星が生まれたことを知る



そしてきみは

とろけるような微笑みで
いとも優雅にお辞儀を返し
静かに束の間の眠りにつく


何度も
繰り返し見る夢の中で

きみは
僕だけを待ってくれている

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by misa_diary | 2006-12-19 23:46 | poem |
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