『虹をわたって』
2006年 12月 16日
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あの虹をわたって
きみに会いにゆこう
どこまでも青い空
あたたかなお日さまの光
草の上をふく風は
みどりの香りをはこんで
ぼくが来たことを
きっと きみに知らせてくれる
あの虹をわたって
きみに会いにゆくよ
大好きだったきみの声
もう一度ききたくて
神さまがくれた
さいごのプレゼント
これからはずっと
きみといっしょだよ
ずっとずっと
きみといっしょだよ
*
先日、写真仲間である友人達と共に、お台場のイルミを撮る機会に恵まれた。上の写真はその時、お台場フジテレビ近辺からレインボーブリッジを撮ったものである。
ところで。虹の橋と言えば、我が脳内では決まって "Somewhere over the rainbow way up high..." で始まる有名な歌、『虹の彼方に』が流れ出すのだが・・・この時は写真を撮りながらもナゼか、「『虹の橋』って確か、何か他にもあったような・・・」と、小さな記憶の断片がアタマの隅でざわりと騒いだのが妙に気になったので、帰宅後検索をかけてみた。
結果。ひっかかったのが↓コチラのページである。
『虹の橋 ~Rainbow Bridge~』
インディアンの古い伝承に基づくというこの話、何年前かは定かでないが、確かにWEB上の何処かで目にしたことがあるような気がする。ペットロスを経験した人々の間では割合有名な話であるらしく、実際に動物を飼った事のない自分にとってはハッキリと内容を覚える程ではないにしても、記憶のカケラが居座る位には強い印象が残っていたのだろう。
ただ。今回再び目にしたことで、4年前に他界したもう一匹の会社の犬の事をふと思い出し・・・少々切ない思いを新たにした。また、そのお陰で上記の詩(のようなコトバ)もするすると自然に滑り出てきて、スカスカだった自己の中身もそろそろ充実してきたと判断、日記再開の運びとなったワケである。
ちなみに。上のイラストは他界したその犬、タラ(ミニチュアダックス・♀・享年3歳半)が手の中にすっぽりと収まる程に小さかった、幼少のみぎりを描いたもの。
きっと彼女も今頃は虹の橋の袂で、飼主たち(社長夫妻)の迎えを待ち侘びているのに違いない。
by misa_diary
| 2006-12-16 12:18
| poem
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