ひびのことのは。

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銀の裏地は希望の兆し。
2006年 06月 11日 |
徹夜明け。この日記を書いている現在の時刻は、午前の10時を僅かに過ぎたところか。
ふと、窓を開けて外を眺めてみると。昨夜、割合早くから降り出した雨は今も静かに降り続き、全く止む気配を見せず。
ただ、空は妙に明るくて、じめじめと鬱陶しい梅雨のイメージを払拭してしまうほどに眩く白い光をたたえている。

こんな明るい雨の日に決まって思い出すのは、こんなイギリスの諺。

 "Every cloud has a silver lining."
(全ての雲には銀色の裏地がついている=どんなに澱んだ曇り空でも、その裏側は太陽の光に満ちて銀色に光り輝いている)

日本の諺に置き換えると『苦あれば楽あり』、あるいは『人間万事塞翁が馬』などとなるらしいのだが・・・実はこれらの日本の諺自体は、あまり好きではない。この種の諺、見た目も響きも楽観的でありながら、その実、何やら人生に少しばかり疲れた諦め混じりのため息が、何処からともなく聞こえてきそうな気がするのだ。
自分がこの英文から感じるのは、もっとポジティブな・・・そう、例えば、『どんな絶望のなかにも必ず希望がある、だから最後まで諦めるな』といった、炎は見えずとも静かに燃え続ける燠火の如く、身の内に篭ってはいるがあくまでも前向きな、強く逞しい生命のエネルギーなのである。

この、言葉に内在するエネルギー量の差というもの、多分に主観や偏見に左右されると分かってはいるのだが。
それでも、日々昏く沈んだ梅雨空の向こうにも常に光を仰ぎ見る、そんな気分に相応しいのは、やはり『苦楽』や『塞翁が馬』ではなく、『Silver lining(希望の兆し)』ではないかと思うのだ。
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by misa_diary | 2006-06-11 12:24 | diary |
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