勇気をください。
2006年 06月 06日
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『ブレイブ・ストーリー』下巻、昨晩読了。最後は一気に読み終えてしまった。
途中で止まらないのが分かっていながら布団の中で読み始めるのは、昔からの悪い癖なのだ。
中巻を読み終えた時点での感想は前回の記事に述べた通りで、その後は最後の山場も結末も、これといって意外性はなかった。
が、やはり宮部作品。最後まで涙ナシに読み通すことは出来ず。読み終えた後も、暫く胸が痛かった。
いつの世も、終の別れは悲しく辛いものなのである。
また、エピローグが多少長過ぎたきらいはあるものの、それ故に何一つ疑問の残らない・・・いや、言わば最後にたったひとつ、未来への希望を残したパンドラの箱的結末は、蓋し見事と言うべきだろう。
そう、未来への希望・・・この人の世を生きるのに無くてはならない、たったひとつのもの。
それこそが、『生きる勇気』そのものなのかも知れない。
この物語を読み終えた今は、そんな風にも思うのである。
途中で止まらないのが分かっていながら布団の中で読み始めるのは、昔からの悪い癖なのだ。
中巻を読み終えた時点での感想は前回の記事に述べた通りで、その後は最後の山場も結末も、これといって意外性はなかった。
が、やはり宮部作品。最後まで涙ナシに読み通すことは出来ず。読み終えた後も、暫く胸が痛かった。
いつの世も、終の別れは悲しく辛いものなのである。
また、エピローグが多少長過ぎたきらいはあるものの、それ故に何一つ疑問の残らない・・・いや、言わば最後にたったひとつ、未来への希望を残したパンドラの箱的結末は、蓋し見事と言うべきだろう。
そう、未来への希望・・・この人の世を生きるのに無くてはならない、たったひとつのもの。
それこそが、『生きる勇気』そのものなのかも知れない。
この物語を読み終えた今は、そんな風にも思うのである。
by misa_diary
| 2006-06-06 22:05
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